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キクモ
花も綺麗ですが、水上型となった草体も赤みを帯びた茎、分裂した葉が綺麗です。周辺の水田にはいたるところにあって、一大勢力となっています。 浅い水鉢から溢れさせて花を多数開花させると美しいと思いますが、貧乏性が災いして「あれもこれも」植えてしまいます(苦笑)。一種類、二種類で雑草園芸を楽しめる心と場所の余裕が欲しい・・・。 |
コナギ
ミズアオイ科は本当に花が美しい。ホテイアオイの花の美しさは、園芸植物として普及、帰化してしまった罪の香りがしますが、大きさはともかく色形はコナギもけっして負けていません。 水田雑草としては大型の草体、その繁殖力。農家に嫌われる強害草。ひとたび開花すれば秋の水田には珍しい濃紫の色彩。つい見とれてしまう怪しさがあります。 個人の小さな水練鉢では持て余してしまう迫力ですが、これまたいつか「コナギだけ」の鉢で一斉に開花する青い花を見てみたい気がします。 |
ウリカワ
花はオモダカの花と同じように見えます。草体がロゼットで大きくならない点が好きです。また、意外な強さがあって水槽でも前景草として育成することが出来ます。ピグミーチェーンサジタリアのように。実はウリカワもサジタリアなのです。 余談ですが、ウリ=瓜は茨城県の農村地帯では幅広い意味で使われており胡瓜、西瓜も単に「瓜」と呼ぶ場合があります。今は亡き祖父母、茨城県西部の農家ですが夏に遊びに行くと「瓜が冷えているから食べて行け」と勧められました。瓜は苦手なんだよな〜と考えていると西瓜が出てきました(^^; 胡瓜も西瓜も南瓜も「瓜」ですね。このウリカワはどの瓜の皮なのでしょうか。右下にシーズンを外れて発芽したミズネコノオが見えます。開花までは難しいかも知れません。 |
シロバナサクラタデ
とても上品な花だと思います。自宅でも睡蓮鉢、水槽で育成しています。野外にあっては開花するまで正体不明で草丈、葉の変異の多い種です。ヤナギタデかボントクタデかと思えば本種であったりサクラタデだったりします。鑑定眼が無いとも(汗)。 水路沿いに多くの開花が見られます。小さな花で見過ごしてしまいがちですが良く見ると本当に桜の形をしていますね。サクラタデよりやや花期が早いような気がします。水田に入って行かないので稲刈りで一緒に刈り取られることも無いようです。 |
クサネム
マメ科に良く見られる花の形。春先に見られるカラスノエンドウと色は違えど同じような印象の花です。 葉の形は他に無いので結構目立ちます。近年水田への侵入が問題となっているようです。なぜ入るようになったのか不明との事ですが、大胆な仮説をお許し頂ければ地球温暖化が原因だったりして。直射直撃の畦道より稲の陰のほうが涼しいのかな。 変わった雰囲気で花も豆も出来るので睡蓮鉢で楽しむには持ってこいだと思います。 |
チョウジタデ
アカバナ科特有の美しい花を付けます。ミズキンバイと同じルドウィジアです。ミズキンバイは人気も高く育成する方も多いようですが、花が少し小さいだけでチョウジタデは人気が無いようです。まぁ雑草扱いですからね。 家の近所にも一部で見られるようになりましたが、アメリカミズキンバイ(ヒレタゴボウ)という植物もあります。その名の通り帰化種です。先日所用の途中千葉県八千代市の水田に立ち寄った際に「随分姿のシャキッとしたチョウジタデだな」と思ったらこれでした。すぐそこまで来ているような(汗)。 |
セリ
他の植物に埋もれて存在も定かでは無かったセリも秋にはしっかり自己主張しています。遠目には開花時期を同じくする韮と同じに見えますが、僅かに残る水路の水から立ち上がっていますのでそれと分かります。 シジミチョウや小型のイトトンボなどと合わせると絵になる花です。 たくさんあるので2回に分けますね(^^; Part2へ |
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