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ヒメミソハギ
ヒメミソハギと名乗るものの、ミソハギとは異なり花は非常に地味、葉腋に付くので観賞価値も低いという、まさに雑草です。水田、休耕田、畦道いろいろな場所で見ることが出来ます。 以前帰化種のホソバヒメミソハギだと思っていましたが、本物ホソバヒメミソハギを見ると、本当にホソバでした(笑)。ホソバはこのあたりでは希少?です。 アマニアだけあって水中育成も可能ですが、水中ではこの美しいシンメトリーを維持出来ず、かなり小型化する上に縮れっぷりも本家アマニア同様のようです(汗)。 |
アメリカアゼナ
群生するとなかなか綺麗なのですが、いかんせん小さい。ゴマノハグサ共通の弱点です。この一帯ではアゼナは本家とアメリカが多く、タケトはやや少ない感じです。交雑もなく仲良く自生しています。 帰化と言っても強烈に蔓延るわけでもなく、遺伝子撹乱が起きている様子もなく至って大人しい帰化種です。 これは花を観賞するよりも水中で育てると面白いと思います。以前睡蓮鉢水中に植えておいた株は何と冬越しました!2月ごろ引き上げて加温水槽に入れてみたところ立派にリンデルニアになりました。水中であれば違うライフサイクルを持つようです。と同時にこの手の植物にとって水がいかに重要か思い知らされる出来事でした。 |
ホシクサ
これも花としてはどうでしょう?実はなにかナメクジの目のような感じであまり好きではありません。草も小さいくせに根が立派であまり興味がありませんでしたが、ここに来られる方の影響で育てるようになりました。 水中で育成すると面白いかも。私の水槽では例外なく花芽を出さずに水中適応するので、環境がフィットしたのかも知れません。田んぼダッチ製作時にはアクリルでひな壇作ってホシクサでライデン通りを作るつもりです。怪しいぞぉ(爆)。 以前HOUさんに頂戴したヒメシラタマホシクサ、tomoさんに頂戴した鹿児島県産不明種とも水槽で元気に育っています。 |
アブノメ
紫色の小さな花を葉腋に咲かせますが、これは結実せず茎の中程に付く無柄の閉鎖花が種子を付けるようです。茎を押すとパチパチと空気が抜ける音がするのでパチパチグサとも呼ばれています。 鑑賞価値が徐々に無くなってまいりましたが、三本並んで仲良く生えていたので記念に(^^ゞ。この草の立派なのを見つける度に「マルバノサワトウガラシか!?」と胸が高鳴ってしまいますが、これも希少な植物になりつつあるようです。 |
サワトウガラシ
マルバでは無い方が見つかりました。個体数が少なく、いつ無くなってしまうか分からない量でしたので三株のみ採集。家の田んぼビオトープでも開花しました。 これは好きですね〜。花も良いけど草体の雰囲気に何とも言えない気品があります。数ある水田、たぶん数千枚見ているなかの1枚だけに生えていた感動。水田雑草残りの「感動」もあと僅か。 |
タコノアシ
これはあってもなかなか分からん、花が咲くかせめて蕾が付かないとスルー雑草ですぞ。そして想像よりもかなりでかかった。この花、雑草タイプの草体、秋の紅葉、すべて私好みです。 この奇妙な草は所属科も揉めているらしく、タコノアシ科を新設なんて話も出ているようです。それ、強く推します。クワガタソウ科とかタコノアシ科とかいいですよ、いい。 これも本当に無い草です。 |
ヒレタゴボウ
最近近所で見られるようになった帰化植物です。別名アメリカミズキンバイですが、花はミズキンバイ同様の美しい黄花を開花させます。 チョウジタデをスマートにしたような草体を持ち、ミズキンバイのように斜行することも無く、ビオトープ向きの植物とも思えますが、外来種を開花させる事の恐さは推して知るべしです。 ちなみに「ヒレ(茎に稜)+田牛蒡」で、ヒレタ+ゴボウではないようです。似たようなネーミングにスカシタゴボウがありますが、誰かがスカシタわけではないようです(笑)。 |
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