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利助おじさんの探検絵日記 【その3】近所の水田 【新版】 |
水草と言うと澄みきった湖の水中に生えている、というイメージがあり、私も長年そのようなイメージを持っていました。
家から徒歩圏で見られた水草の種類です。
水田は放置していても勝手に米が育って金が儲かる場所ではありません。農家が工夫と苦労によって維持している生活手段の場所です。工夫と苦労にはこれまで無かった海外との競争という要素も入ってきました。水草を採集する際に畦道を崩したり、水田への踏み込みなどの行為は慎むべきで、節度を持った観察・採集が必要です。| ◆絶滅危惧種と水田◆ 自分のサイトなので少し好きなことを書かせて頂きます。 このように自分でも幾多の水田を観察し、そこに住む生物について深い見識に触れるにつれ、里山に対する共通の価値観とも言うべき思想があることに気が付きました。思想と言っても難しいことではありません。 ・二次的自然、人間による撹乱を容認しながらも不必要な影響は与えない ・身近な自然として次世代に引き継ぐことを優先する というものです。これを踏まえて思う事があります。 水田「雑草」のなかにも絶滅危惧種があります。ミズアオイなどは代表的な例でしょう。スズメハコベやミズネコノオも絶滅危惧種です。 一方、農家にとっては水田「雑草」ですから駆除の対象となります。絶滅危惧種であっても何ら保護の対象にはなりません。 二次的自然に依存する動植物はこのように圧倒的に私有地に在り、有効な保護は受けられず保護しようにも法的な権源が無いのが実情です。使い道の無い湿地にも地権者がおり、埋め立てて駐車場にしても正当な経済活動であり何ら非難すべきものではありません。 この解決策に、例えばNPOや研究機関で分かりやすく問題提起し、周辺の学校や住民に認知して頂き、最終的に地権者から自治体が買い上げて保護するというスキームがあります。この場合「一部の研究者やNPOが騒いでいる、学者馬鹿は仕方ねぇな」と思われないように、残す事の意義を明確に平易にし賛同者を増やして大きな声にして行く必要があります。 このことを日本生態学会は自然保護の最優先テーマとして「合意形成」と呼んでいます。 |
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