Fear of waterside
【第十夜】雑草キラー出現 Contents

◆合鴨キター!!と叫びつつ
◆モデル水田はモデルだけで
◆教訓

◆合鴨キター!!と叫びつつ


合鴨農法という言葉をご存知ですか?私も薄々知っていましたが、身近でその破壊力をまざまざと見せ付けられました。各チームの4番バッターを集めて「史上最強打線」と言われるわりにサッパリなどこかの球団とは違います。前評判通り!
そもそも合鴨農法ってナニ?とググってみましたところ、とても良い解説がありました。
五位尾商店さんという北海道の酒屋さんですが、「有機無農薬 合鴨農法」というコンテンツに非常〜に分かりやすい解説がありました。下線部はこちらのサイト様からの引用です。

合鴨は、草を食べます。稲を食べずに田んぼに生える雑草を食べます
なるほど!除草剤がいらないわけですね。

合鴨はうんかやイナゴなんかも食べます
ほぅわ殺虫剤も要らないわけですか!?稲は無事なのけ?(正しい茨城弁)

稲の丈が、合鴨よりも高いし、生えたばかりの雑草の方が柔らかくて、食べやすいからです
合鴨も稲が大きくなり稲穂が実ると、稲穂を食べてしまいますので、その時には、合鴨を田んぼより引き上げます
完璧ですね。しかもこんな効果があるようです。

合鴨が泳ぐことで、田んぼの土をかき混ぜてくれます。そうすると、酸素が土に混ざり、根から酸素か゛吸収され、稲がよく育ちます。
こんな良い農法なのに近所には来ないなぁ...キター!!

しかもモデル水田作って募集してるし(−−;そこら中合鴨農法になったら水田雑草が採れんぞ。いや、お門違いは承知の上ですが(爆)。


◆モデル水田はモデルだけで


少し、というか大いに興味があったのでモデル水田の周囲をカメラを持って歩いてみました。まかり間違えば産業スパイですね(汗)。
まず目に付いたのは水田周囲を網で囲ってあること。これは合鴨がどこかに行かないように、ですね。当然人間も立ち入り出来ません。
そして!水田には前評判通り一本も雑草がありませんでした!う〜ん、嬉しいような困ったような。農薬を使わないお米が増えるのはとても良い事ですね。しかし草が無いとなるとなぁ。ちょっと複雑ですな。

これ、米の自由化と生産者表示から出てきた「差別化戦略」ですよね。農薬に対する是非とか倫理的な部分ではなくてマーケティングですよね。だったら言ってしまいます。
・消費者として大歓迎、価格が変わらないなら未来ある子供達のためにも有機米を選びます。
・雑草愛好家として反対。網だらけの水田には近寄らないね。
思い切り矛盾していますが消費者なんてそんなもの。


◆教訓

網囲い水田にお宝なし



【無農薬】
禁断のテーマですが、農薬の危険性について無責任な発言をする人が多すぎますね、ネット上には。
農薬は「危険物」です。除草剤だろうと殺虫剤だろうと危険であることに変わりはありません。噴霧器の性能が上がれば事故の確率も上がるようで、居住地近辺の農村地帯では農薬の事故で亡くなった方が固有名詞で何人も出てきます。
象徴的なのは農政環境の激変によってコスト圧迫のために農薬を使わなくなった、減らした水田に何が起こったか。選択性だ、言われているほど危険がないだ無責任な発言を繰り返す輩はこういう実態を自分で調査した上で言っているのでしょうか?
新聞やネットの記事だけ見て憶測を、さも自分の意見のように言う連中は農薬以上に危険だと思いますね、悪いけど。



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