Fear of waterside
【第十八夜】恐竜の末裔 Contents

◆蛇には弱いぞ・・・
◆こんな料理も・・・
◆教訓

◆蛇には弱いぞ・・・


さらに続けて使いまわしのネタですが、ネタが無いのでご容赦ください(^^ゞ
ワタクシ蛇が苦手でして、見ただけで不整脈になるほどです。動物園でガラスの向こうにいるのは安心ですが、その辺りに居るのは予測のつかない動きをしますので、いつ何時向かってくるか知れたものではなく、可能な限りのスピードで遠ざかることにしております。
爬虫類好きの方は「蛇は可愛い」と仰いますが、私的に可愛いのはげっ歯類小動物のような存在で、つぶらな瞳、ふかふかした体、両手で餌を持って食べる姿、これが「可愛い」の定義なのです。告白しますがいい歳こいてシマリスやモモンガに頬ずりします(汗)。しかし申し訳ないのですが蛇が可愛いなんぞとこれっぽっちも考えたこともございません。
ワタクシの死因は今からほぼ決っていまして「内臓疾患」ですが、その他の要因、交通事故でも癌でもそれなりに覚悟とあきらめは付くと思います。しかし蛇に飲まれるのだけは絶対嫌です。蛇の口臭のなかでゆっくり窒息しながら消化液で溶けて行く手足の皮膚を感じる・・・考えただけで逝きそうです。(脂汗)

歴史的にも(大きく出たゾ)ヤマタノオロチ、メデューサ、悪役キャラが多いではないですか。そんなわけでこの写真を撮るだけでも相当の勇気を必要としました。頭がこちらを向いていますしね(^^;早鐘のような鼓動という言葉がありますが、まさに競輪場ラスト1周の鐘(ジャン)のような自分の鼓動を感じながらの撮影でした。
蛇の野郎も「こいつは恐がっているな」ということが分かるようで、人間様を恐れる様子も無く自由気ままに水浴びを楽しんでおります。この野郎、俺だって怒る時は怒るし逃げるときは逃げるぞ・・後者の確率が非常に高いが、と思いましたがかろうじて踏みとどまりました。


◆こんな料理も・・・


とにかく水辺で蛇に出会うのは最悪で、出会った瞬間から探索の気力が無くなってしまいます。あちこちに蛇が潜んでいるという強迫観念に囚われアンチスピリッチュアルな状況に追い込まれてしまいます。
なぜこんなに嫌かというと成長期に出会った様々な体験故ではないかと思います。実家の下駄箱にヤマカガシが潜んでいたことがあったり(母が気丈にも叩き出して焼き捨てました^^;)、祖父母の家で焼酎に漬けられたマムシを見たり、なにか小動物を飲み込んでふくれたアオダイショウなどを見る機会が多かったためではないかと思います。そのなかで最悪なのは・・・

「生きながら料理するマムシ料理」


が地元の郷土料理として存在し、その調理方法を聞いた瞬間から原罪を意識したためではないかと・・・(汗)。
その恐るべき調理法を記しておきますのでウマシカ・・・じゃなくてトラウマを共有しましょう。

1.蛇の頭がぎりぎり通過できる穴が上に開いた鉄の箱に生きたままのマムシを入れる
2.下からがんがん火で炙る
3.蛇が苦しくなって穴から頭を出す。この瞬間に首根っこを押さえて逃げられないようにする
4.蒸し焼きになる(−人ー;ナム〜)
5.首根っこを押さえたまま頭を引き抜くと骨と頭が抜ける
6.蒸し焼きボディーから皮を除去、残った肉をご飯に混ぜる
7.強力マムシご飯の出来上がり

どうです、この恐ろしさ。これはカワイソスという偽善的意見もあるでしょう。しかしその意見を言う口は牛肉食べたことはありませんか?牛も殺して食べるわけで、その屠殺の凄惨さは蛇料理の比ではありませんよ。
幸か不幸か、間違いなく不幸ですが子供の頃祖父の牧場で現場を見たことがあります。牛は泣くんです、表情があるんです・・・蛇にはなにかこういう「原罪」の香りを感じてしまうところが恐い理由なのかも知れません。

ところで最近大阪方面の出張が多いのですが、晩飯時に地元営業所の連中から「マムシ食いに行かへん?」と誘われますが、ほぼ99%ウナギのことだと分かっていても、店に入って件の鉄箱があったら発狂するかも知れんということでお断りさせて頂いております。


【教訓】

マムシは行かへん、お好みにしときますゎ


【大阪の変貌】
最近また大阪方面の仕事が多くよく行くようになりましたが、1990年頃には本社の西日本担当として週に一回は行っておりました。
記憶にあったのは大阪の玄関とも言うべき大阪駅周辺(梅田)がビジネスと飲食と歓楽のモザイク状だったことです。会社の出先が入居するビジネスビルを一歩(本当に一歩)出ると「阪急○番街」という路地があり両側はお好み焼き、タコ焼き、喫茶店、パチンコ店の合間合間に今で言う「風俗」が並びミニスカートのお姉さんが客引きしておりました。
実はこういう渾然一体の街は好きで(もちろんお姉さんも好きですが^^ゞ)東京の冷たいビジネス街より余程居心地が良いと感じていました。久しぶりに行くようになって梅田周辺の変貌には驚かされました。高層ビルが並び、丸の内や新宿西口近辺の香りがしました。今の仕事は本町付近御堂筋沿いが多いのですが、このあたりも以前とは別の冷たさが漂うビジネスライクな街になりましたね。
久しぶりに地下鉄改札がある肥後橋センタービル内のお気に入りの店をいくつかのぞいてみましたが、古いライカを並べた店、機械式時計を扱う店などは健在でした。御堂筋線に乗るための変なアップダウンの通路も健在で変わらない大阪もあって嬉しくなりました。

札幌、仙台、名古屋、福岡、どこに行っても同じような「街の顔」になってしまいましたが時間的距離感が無くなりつつあるのが原因なのでしょうか。名古屋にも仕事があって途中下車しましたがやたら早く到着したと思ったら本当に1時間半でした。暫く乗らないうちに新幹線の性能も向上していたのですね。そのうちリニアで東京、新大阪30分なんて時代が来るのでしょうか。



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