妖怪名称 |
分類 |
解説 |
来たろう |
ジコケンジ科 |
みんな忘れているのに「お久しぶりです」と突然掲示板に現れる妖怪。来れなかった理由などを延々書き込みするが、ほとんどの場合相手にされず、管理人が仕方なしに「これからも宜しく」とレスしなければならない。自己完結型の中学生タイプ。実害はさほど無いと思われる。 |
聞いたろう |
ジコケンジ科 |
来たろう亜種。目立たないところで何やら発言しているらしく、同じネタが話題になったりすると「この前言いましたよね」「だからそう言っているじゃないですか」と割り込んで来る妖怪。人間にムカッと来させることを楽しんでいると思われる。こいつも放置で実害なし。
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寝ずに男 |
テレホーダイ科 |
なにか盛り上がったりした際に、我々社会人は12時、1時に書き込みを終了し「後は明日」ということで寝てしまうが、3時でも4時でもレスを続ける夜行性妖怪。寝ている間に非難され同種の賛同者との間で意気投合、こちらが目覚めてみればすっかり悪者にされているという寸法である。完全な防御は困難。実態は引き篭もり無職のネットジャンキーの可能性もある。 |
一旦ごめん |
クレクレ科 |
クレクレを注意されると一度は「反省します」「二度としません」と謝罪するが、また同じ事を繰り返すやっかいな存在。発生量も多く駆除難種である。反省の言葉は脳を経由せず延髄で条件反射的に発している「鳴き声」であるので額面通りに受け取ってはいけない。オリジナル通り薄っぺらでヒラヒラした人物像が想像される。「きよつけます」「いちよう」など意味不明の言葉も発する。我が国の国語教育の無力を思い知らされる存在でもある。 |
ムリカベ |
ジコチュウ科 |
自分の思い込みが主たる価値観なので、他人の言う事は聞くことが出来ない。何を言っても「本当にそうでしょうか」と不特定多数に問いかけを続ける思い込み一直線妖怪。端から見ると頭の中が暗黒空間ではないかと思わせるほど強引。参加している人々は乗り越えるのが無理な壁として等しく絶望感を味わう。外来生物法など特殊な役人しか知らないと断言してしまう法治国家を否定するアナーキーな存在でもある。 |
目玉おやじ |
営業課 |
「これは二度と入手できません」「今回の目玉です」と売り込みをかける妖怪。かなり怪しい(妖怪だからね^^;)売り込む目玉商品にはスーパーやプレミアムなどの文字が躍り、本職の営業マン以上に消費者のツボを抑えた販売活動を行う。妖怪であるが日本円で取引できる模様。やふおくとコミュニティ掲示板の区別をせずに無差別爆撃を行なう鬼畜な存在。 |
見上入道 |
ハッタリ科 |
自分を大きく見せようとする妖怪。「クリプトは植え替えすると根が腐る」「濾過バクテリアには殺菌作用がある」などと尤もらしく新説(笑)を公表し尊敬を得ようとするが、突っ込まれて旗色が悪くなると逃亡してしまうデムパ妖怪。忘れた頃に再びやって来て同じ事をする。来たろうと聞いたろうの交雑種ではないかと言われている。内容の薄いアクア書に住み着く紙魚ではないかとの説もある。 |
貧乏神 |
クレクレ科 |
かなりの難種。使う言葉は単語としては同じ表現でも意味はまったく違う。格安(できれば無料)、切手返送(そのうちね)など。( )内筆者注。取引するとまったく回収が出来ない可能性が高く法定伝染病に指定されている。赤エビを餌にすれば入れ食いであるが、釣れば釣るほど貧乏になる三段逆スライド妖怪である。メールの文面などである程度判断が可能であるが、一般の人間を装うので注意が必要。 |
ひっかけ婆 |
モウソウ科 |
危険度A。強力な呪文を使う。「水槽に手を入れればpHが分かる」など。呪文に突っ込んでしまうとさらに強力な呪文が出てくるので分かっていながら誰も手出ししない。女性妖怪であるらしく、同性には一際厳しい。謝っても許してくれず、さらに追い討ちを喰らう犠牲者をよく見かける。なにやら業界のプロらしいが、このどうしようもない業界でプロと名乗る勇気には敬意を表する。 |
ビビルマン |
ショウシン科 |
悪魔と人間の交雑種デビルマンがさらにノネズミと交雑したもの。とにかくやたら謝る。すいません、ごめんなさい、申し訳ありません、謝りのボキャは豊富。何でも無いレスでも必ず語尾に「ご気分を害された方がおられたらすいません」と先に謝ってしまう。謝れば上手く行くという処世術DNAが支配的な小動物。何があっても絶対謝らない他種に比べれば遥かにマシであるが。 |
油すまし |
ジエン科 |
元々は油を盗んだ人間の霊と言われているが、霊だけあって同時に二人を演じる事ができる。別名なりすまし。破壊と混乱を招く者として恐れられていたがIPやリモートホストなどIT用語を解さないらしく絶滅危惧種となっている。鳴き声は「何で分かったんですか」。捕獲方法はクッキートラップなどが一般的。亜種として、自分のレスの後に必ずグレーのレスが援護するとんまを見かける事もあるが、その程度の事で必死にネット喫茶に走っていると思うとかなり笑える。 |
あやかし |
シッタ科 |
「CO2の強制添加が必要な水草は見たことがない」と初心者を相手に驚かすマツモとアナカリスしか見た事がない知ったかぶり妖怪。有効な情報も意見も無いが「20年以上水草をやっている」と重みのみで生きて行こうとする。餌は「凄いですね」「勉強になりました」などの賞賛。個人的には硝酸を与えて絶滅させたいと願っている。言うまでもないが経験は論理的な説明が出来て始めて他人へ語れる言葉になる。 |
半透明人間 |
クレクレ科 |
貧乏神亜種。交換や提供などに頻出する。提供される時、交換品を受け取る際に実体を現すが、切手を発送する、交換品を発送する際には消えてしまう半透明人間。透明になってしまえば実体が無いので何を言っても無駄。究極の一発芸で、芸術的なセンスを感じるが我が国の法律上は詐欺である。そこまでやって得られる物はごく僅かであるが、スリや泥棒も「スリルがたまらん」とほざくので必ずしも物が目的ではないのかも知れない。行動基準が損得だけという分かりやすい妖怪である。 |
小言ジジイ |
生態学科 |
異なる地域間でカエルのトレード話などがあると「地域性が・・遺伝子タイプが・・」と小言を垂れる。その際必ず「何も知らない素人が」と自分が研究者であることを匂わすいやらしさがある。そもそも生態学の基本理念は合意形成であって遵法下の取引にこのような態度で異を唱えることは論外。環境系の活動をしていると調査データをパクる時だけ腰が低くなる逆三脚のような研究者や、ふんぞり返って後に倒れるのではないかと思う研究者にも会えて面白い。研究者というキーワードだけでひれ伏す連中だけが相手なら楽なのにね(笑)。 |
水神 |
ウマシ科 |
アクアに関する事なら何でも知っている神(自称)。そのわりには必ず「PH」と全角で書く(汗)。都合の悪い質問には答えない。無関係な話でも文末に「しかし〜だったとは知らなかった」とさりげないつもりでシッタカを書く。要は尊敬されたいだけと思われる。尊敬されたい気持ちが強すぎて、からかわれるとムキになって反応する様がいとをかし。 |
ウブメ |
ショウシン科 |
ネット初心者妖怪。異様に傷つきやすく、少し強く言われると途端に姿を消してしまい、しばらくして別なHNで現れる。端から見れば自己中心的かつ非常識な言動を繰り返しマルチハンドルを使う厚顔無恥な妖怪だが実態はこんなもの。もちろん傷つきやすいからと言って優しくする必要はない。なぜか魚の名前を名乗りたがるという共通の特徴を持つ。 |
べとべとさん |
アゲアシ科 |
他人の発言の揚げ足取り専門の攻撃的妖怪。足に絡みつきかなり鬱陶しい。自分のWebサイトに攻撃的テキストを掲載し、コケにされた間抜けな野郎がアンカーだけで「こんなの書いてます」と引用してしまうように仕向ける妖術「著作権トラップ」、自分のHNに向かってボロクソ言わせる妖術「名誉毀損ブービートラップ」などを仕掛けてくる。犠牲になるのは属性が「天狗」の者に限られる。 |
ぐらりひょん |
循環器科 |
体調が良く乗っている時は他人のWebサイトの記事を書いたりイベントを企画運営したり協力的だがいつのまにか消えてしまう。体調悪化により「ぐらり」と倒れることも。妖怪の王様と呼ばれるだけあって、大規模なサイトの管理者や常連でもいつのまにか「隊長」と呼ばされている。遠隔地に住んでいても「手先」にされてしまう。絶滅危惧種で一個体しか確認されていない...って誰のことじゃ。 |
コナギジジイ |
ズブズブ科 |
人気の無い水田に現れ、コナギなどの雑草を採っている。田んぼの雑草を取ってくれるので農家には有難い存在だが、好みがあるようで特定の草のみ採って行く。時折体調を崩すらしく体が石のように重くなってしまう。妖怪のくせにデジカメ、交換レンズ、モバイルPC、通信カード、顕微鏡など近代兵器で武装しており、最も職務質問を受けやすい怪しい妖怪である...って誰のことじゃ。 |
四谷階段 |
ヤッチマッタ科 |
田舎には売っていない12000Kの蛍光管をIFCで購入、四谷で地下鉄に乗り換えようと階段を上がっている途中でこけて割ってしまった、ってどこが妖怪じゃ&誰のことじゃ。その際に飛び散った蛍光管の中身の金属がこびりついたバックパックをいまだに使っている奴がいることは秘密だ。と言うかそろそろ止めないと永久に続きそうじゃ。 |