水辺植物育成入門第四部 生物編

chapter7 生物


生物も基本は地域性重視、植物となんら変わるところはありませんが、一帯にはボウフラとヒルとミズミミズしかいない、なんて事もあるでしょう。メダカ自体が絶滅危惧種に指定されている程なので地域によっては入手も困難だと思います。
こうした場合、餌用で販売している安価なヒメダカでも改良種のメダカでも、逃がさない手立てをすれば飼育することに問題はないと思います。地域性の意義やら逸出リスクについては一発目すべてを費やして長々と書きましたので割愛しますが、その記事に掲載した温帯睡蓮の画像、よく目にするオオカナダモが繁茂した河川、睡蓮もオオカナダモも歩いて出て行ったわけではありません
ガーやカミツキガメも逸出というニュアンスよりは「放流」です。育成の記事を書くのに危険性に蓋をしたままでは居たくない、というお話でした。

さて、本題。ビオトープと言えども人間が造るモノ、入れる生物は自ずと恣意的なものになります。これは仕方がありません。場合によっては後から来る連中を排除しなければならないこともあります。それで「ビオトープか?」「自然環境の再現か?」というご意見もあるでしょうが、そこはすでに伏線を敷いておきました(汗)。まぁ「ネイチャーアクアリウム」が藻類もスネールもプラナリアも排除しないのか、ってことと同じなのでそこは大人の目線で読んで下さい(^^ゞ

【同居生物】
標準和名 特徴 画像
メダカ 同居生物の主役。魚が泳いで自然っぽいという事もあるが、ボウフラの発生防止に役立つという利点を強調したい。水草が繁茂していれば繁殖も期待できる。絶滅危惧種ではあるが、無農薬・減農薬となった水田・水路には帰って来ており近隣でも数年前には考えられなかった群れが泳ぎまわっている
<<環境省RDB絶滅危惧II類(VU) 絶滅の危険が増大している種>>
タニシ ヒメタニシやマルタニシなど何種類かいるようだが特に区別はしていない。要するに田んぼや用水路にいるタニシである。水質浄化能力が高く藻類も食するようなので重宝する。(浄化能力についてはエピソードで)増えすぎてしまったら煮て食ってしまうという技もある。
マシジミ タニシ同様水質浄化能力に優れる。スーパーで味噌汁用に売っているシジミは汽水産のヤマトシジジミなので淡水に入れると死んでしまう。入れるのは淡水のマシジミ。里山、谷津田地形で雑木林から水が出て水路となっているような場所によく生息している
モロコ 関東名クチボソ。どこにでもいる小魚であるが、特に悪さはしない模様。餌をあげるとわらわら出て来てメダカと一緒に仲良く食っている。上から見ると黒一色で熱帯魚のような煌びやかさはないが、遊泳スピードや警戒心の強さが野趣を感じさせる。なかなか可愛らしい
ドジョウ 個人的には可愛らしくて大好きなのだが底泥に潜り込んだりして水を濁らせるのでお好みで。時折水面に空気を吸いに上がってくる様が、自宅に居ながらに古いため池の畔を彷彿させて好ましい。入れる水鉢にはミツガシワとかコウホネとかちょっとやそっとで抜けないような頑丈な水草中心で
フナ これもお好みで。底近くを力強く泳ぐのでドジョウと同じく水が濁る。水草の新芽を食うなど悪さもすると言われているが、被害はそれほど感じない。用水路で捕獲した2〜3cmのが翌年5cm以上になっていたのは驚いた。一番大きな睡蓮鉢には小魚をかきわけて餌を食いに現れる主がいて壮観

ボウフラ防止&観賞用にメダカ、藻類抑制&非常用食糧としてタニシ、ってところが一般的でしょう。どうしてもネイチャーに拘りたい方は次にあげるような「わりと迷惑なんすけど」の生物も合わせて投入すれば良いかと思われます。家族など他の人も見る、という場合にはかなり引かれる事を覚悟しなければなりませんが(ちなみに私は責任は持てません^^;;)

【迷惑生物】
名称 特徴 画像
ミズアブ 水のなか、特に水田に好んで生息するアブの幼虫。生息場所が同じゲンジボタルに微妙に似ているがアブの方は茶色っぽい。白い筋もあった。メダカの稚魚なども狙うらしい。待っていても一生光らない(汗)。田んぼで採る水草に紛れてやってくる。睡蓮鉢に卵を産むのかも知れないが速攻で魚類の胃袋に収まるのか大量発生はない
ヒル(種不詳) やや汚れた水域に普通にいるタイプ。縮むと1cmに満たないが伸びると3〜4cm。吸血することはない。余程まずいのか魚が好んで食うこともないし、タヌキモの捕虫袋に入っても自力で出て来てしまう。雌雄同体なのでいくらでも増える。オイカワ(魚類)やブルーギルが食うが別のモノも食いそうで恐い
ウマビル 水の中も移動するが普段は畦の湿った土にいる陸上志向が高いヒル。個人的にはエメラルドグリーンに輝く流線型のバディに大きな魅力を感じているが家族の猛反対により飼育にいたっていない。スネールを食う大人しい奴で何も悪いことはしないので見つけてもいじめないでね
ミズカマキリ タガメ(極悪)、ゲンゴロウ(極悪)タイコウチ(悪)と並んで最も警戒すべき「メダカの敵」である。飛翔能力はあまりないと言われるがどうしてどうして、よく拙宅をご訪問になる。そしてメダカが減少する。ある時いかなるわけか水草水槽に住み着いているのを目撃、目が合い照れてしまった(^^;
アメリカザリガニ 極悪な水生昆虫連中が可愛らしく見えるほどの悪魔。メダカを獲りに行くとゴミなども混じってしまうが、気にせず睡蓮鉢に放り込んでいると小さな個体が紛れ込むことがある。こいつが成長し牙を向くと・・基本的に水草は全滅と考えた方がよい。(注1)
スクミリンゴガイ でかい、水草を食う、病原菌・寄生虫の巣と三拍子揃った嫌われ者。タニシと間違えて入れてしまう事は無いと思うが都会育ちでタニシを知らない方は危険かも。ちなみに稲やイ(畳表の原料の巨大なイグサ科植物)も食害するようで、外来生物法の要注意外来生物にリストアップされている(画像は卵塊)
スネール モノアラガイやサカマキガイなど小さな貝類。水草に付いて入り込み、入り込み・・・別に悪さはしないからいいじゃんと思うが嫌な人は取れば?ヒルの餌になるのでスネールを撲滅することがヒルの抑止にもなるとは思うが、僅かに藻類も食うようなので役にも立っている。ちなみにモノアラガイは環境省RDBに記載されている
ヤゴ メダカや小魚どもに食われた生き残りの卵が少数孵化するようで、イトトンボ(画像)、シオカラトンボ、クロスジギンヤンマなどのヤゴが発生する。大型のヤンマのヤゴは魚類を狙うので勘弁して欲しいが迷彩能力に優れ動きも速いので捕獲できない。脱殻から存在を知るばかり
アオミドロ 水草に絡みつく、悪臭を放つ、見た目がドブになる、なにしろ悪者である。タニシを入れようが換水(笑)しようが出るときは出る。棒でぐるぐる巻き取って捨てていると快感なのが不思議。似たような条件の睡蓮鉢でも出る鉢とほとんど出ない鉢があるのはさらに不思議
(*)詳細解説は「水辺の植物図鑑」に随時アップいたします

ビオトープへの訪問者は前記事でも書いたように水辺の生物に限らず鳥類、爬虫類、哺乳類様々です。鳥類は前述メジロの他にムクドリ、キジバト、オナガ、セグロセキレイなどが水を飲みにきます。(他にも来ますが名前を知りません^^ゞ)
爬虫類で多いのはシマヘビで陶器製睡蓮鉢のひんやりした感触が心地良いのかよく和んでおります。私は蛇が非常に苦手なので今年は禁断の薬剤、ヘビニゲールの使用を検討中です。
哺乳類も驚きますよ。ある夜子供が「変な犬が睡蓮鉢の水を飲んでいる」と報告に来ましたが二階の窓から見てみると、何と変な犬でした・・・いやっ狸でした!(注2)近所に多いと聞いてはおりましたがまさかこんな奴が!まだ財布に葉っぱは入っていませんので化かされてはいないようですが、知らない人からお饅頭を貰っても食べないようにしたいと思います(爆)・・・田舎自慢はこれぐらいで(^^;

【文中用語の偏知識】  

(注1)アメリカザリガニ最強
春になり植物やタニシが目覚めると水が澄んで新芽が水中に確認できるのが普通であるが、私の睡蓮鉢二つがどうしても濁りが取れず、アサザの新芽なども切れて浮いてきてしまう状態であった。半分ほど換水しても改善しないのでリセットしたところ、巨大なアメリカザリガニが二匹(アサザの鉢)、一匹(ヒルムシロの鉢)。
進入経路は子供が水路で捕ってくるメダカにごく小さな幼生が紛れ込み、弱肉強食を繰り返して残ったものと思われる。それは仕方が無いとして・・アサザの鉢にあったササバモ、セキショウモは跡形も無く、あれほど増えていたヒル(上記迷惑生物上から2番目)が一匹も居なかった。アメリカザリガニはヒルまで食い尽くす最強生物で、どうしてもヒルが嫌、という方は魚や水草を避難させて投入するのも有効だな、と思った。


(注2)狸の適応力
狸は適応力があり、意外に都市化された場所にも住んでいる。我が家から程近い国道294号線には「動物注意」の道路標識が多いが絵柄は狸である。「平成ポンポコ狸合戦」のように危険を教える古老がいないらしく、良く轢死体も見かける。
都市化された場所、と言いつつ自宅庭でムカデ、オサムシ、カエル、シマヘビ、スズメバチ、タマムシ、クワガタ、カブトムシなども見るので我が家周辺はけっして「都市化」はされていないが(汗)。

Episode タニシの浄化能力


いつぞやの某サイトの新年会に参加されたことら女史(現在父島在住)から「水槽にアオミドロが大量発生して困っているんですぅ」とウルウルした目ですがられてしまいました。一般的に若い女性、しかもかなり美しい女性にすがられて「自分で何とかしろ」と突き放すおじさんは居りません。大抵の場合「よしよし、おじさんに任せなさい、悪いようにはしないから、ヒヒヒ・・・」と下心全開で若い方のお役に立てるように努力するものです。

てな訳で以前自分で使って効果絶大だったタニシ軍団の短期大量投入をお勧めしました。30匹ほど捕獲して泥抜きヒル抜き(注3)をしてペットボトルに詰めこみお送りしましたが、正直半信半疑でした。と言うのもメールに添付されたアオミドロが半端ではなく、第二師団の増派も視野に入れるほどだったからです。
ところが一週間ほど経って頂いたメールには翌日に油膜が消え、一週間でアオミドロが消滅したとありました。

タニシは常時水を吸い込み、水中の有機物を漉しとって栄養にしていますので水質の改善には劇的な効果を発揮します。アオミドロ自体を大量に食うかどうかは分かりませんが、水中に栄養分が無くなればアオミドロ氏が消えるのもありかな、と思いました。
そうそう、その後頂戴した丁寧なお礼状には高価なクッキーが添えられ、嫁さんと「きちんとした家庭で育てられたお嬢さんなんだなぁ」と話をしたことが思い出されます。もう一つ、そのクッキーは私が知らない間にアオミドロ以上のスピードで消えてしまったことをご報告いたします。我が家にはタニシ以上のスイーツの浄化能力を持ったツワモノが居るようです(汗)。おそらく「飢饉とした家庭」で育てられたのでしょう。くそぅ。

【後日譚】
ただで獲れるタニシと勝手に殖えた水草程度でこれは釣りあっていないね、と突込みが入る前に(^^ゞ心ばかりの品を返礼させて頂きましたが(意外とこう見えて礼儀正しい)さらにご返礼を賜りました。
まぁ特別に写真だけ見せてやるが、史上最強に美味しいマンゴーMADE in 小笠原です。折から夏休みで家に居たのを幸いと、消える前に私も頂きましたが、これ以上美味しいフルーツにはいまだに巡り合っておりません。(注4)
フルーツは好きで東南アジアではホテル持込禁止品のドリアンから胡瓜そっくりの味、ドラゴンフルーツまで何でも食いましたが、これは別格ですね。
良くしたもので「綺麗なバラには棘がある」、ウルシ科のマンゴーは人によってはかぶれる場合があります。やはり神様は見ておられたようでクッキーを消してしまった張本人のみかぶれました。

タニシと関係があるのかって?ないよ。


【後日の後の後日譚】
このコンテンツですが、プロトタイプを別な目的で限定公開しておりました。その際に限定公開先の友人カージナル氏が↑をご覧になったのでしょう。何と2007年7月31日にタワワな桃が届きました!
特に水草発送先の皆さんに催促したわけではありませんが、もちろん頂いたものは美味しく頂戴いたします。また、この場を借りて御礼申し上げます。
度々書いておりますがカージナル氏地元の山梨県は長野や沖縄とともに好きな場所で毎年のように行っています。会社の保養施設が北杜市にあり宿泊費用が安く上がる、ってのもありますが・・。
で、ある時勝沼のぶどう園に「ぶどう狩」の文字に釣られて行ったところ、ぶどう棚に実っている房をハサミで切り取る、切り取ったぶどうを一房いくらで買う、というシステムに驚いたことがあります。房総成東あたりの「いちご狩」は定額制で1000円払えば食い放題なので同じかと思っていました。その乗りで切り取りまくっていたら大惨事になるところでした(汗)。
山梨滞在時の宿と彼の家はかなり近いはずなので今度行くときにはRDB水草の詰め合わせでも持って表敬訪問したいと思います。

私から水草をお送りした皆さんに対して「フルーツよこせ」と言っているわけではありませんが、基本姿勢は「来るものは拒まず」です(^^ゞ
関係ありませんが座右の銘は「通院のため有休」です(-o-;

【文中用語の空知識】  

(注3)ヒルの食性
ヒル=血を吸う、というイメージもあるがそれは大きな誤りで、数多いヒルの仲間で血を吸うのはごく一部。普通の生活では出会う機会もない。(無いほうが良いのは言うまでもない)。では普段ヒルは何を喰って生きているのかというとズバリ貝類である。
貝類と言ってもハマグリやミル貝ではなく所謂「スネール」である。時にタニシやドブガイなど大型の貝類にも潜り込むが、致命傷を与えるには至らず寄生虫のように内部に住んでいることがある。貝類は長期間のストレスで弱って行くことが多いが、これをヒルストレスと呼ぶ。
タニシの場合、殻に穴が開いている個体が被害に合いやすいが、外見では区別が付きにくい。経験的にだがタニシを多めに捕ってバケツに入れておき、側面をよじ登る元気者だけを採用すれば「後でヒルだらけ」は避けられる。人間と同じで、寄生されてストレスを抱えている個体は底でじっとして居ることが多いのだ。


(注4)私的フルーツランキング
迷うことなく1.マンゴー 2.バナナ 3.露地メロン(茨城県産)である。2位に一際廉価なバナナがランクインしているが、これは命を救って貰った気持ちも込めて、である。
2007年5月末〜6月に大きく体調を崩した際には食欲が減退し、一日バナナ一本、という日が続いた。他のものは喰えなくてもバナナなら何とか、という状態だったので命を繋ぐことができた恩人である。露地メロンは茨城が日本一の生産量を誇るが、太平洋岸砂地の多い地方のものは別格で夕張など眼中にない。
もちろん桃や葡萄を含めて好きなので、くどいようだが「来るものは拒まず」である。

Episode 田んぼの食文化


私の地元には下手な海老天丼など足元にも及ばないと評判の「ザリガニ丼」というものがありますが、田んぼには他にもイナゴ(佃煮)とか小鮒(甘露煮)、(唐揚)、オモダカ(根茎、栽培種はクワイ)、マコモ(根茎)などお米以外の食糧も豊富です。一般的ではありませんが私はハッカも刻んでお茶に入れたりしています。シソクサやヤナギタデの葉を天麩羅にすると絶対美味いと思うのですが未遂です。(嫁さんに「保険金増額してからやれ」と言われました^^;)
ことらさんとタニシで思い出しましたが(ことらさんはタニシを後日「煮て食べる」と仰っていました)なかでもタニシは一級品です。今では農業政策の変化で稲作のコスト削減が必要になり農薬の使用が皆無または激減していますので安全ですし(十分な注意は必要です)何より美味です。
最近コマーシャルにも登場している食通の元祖、北大路魯山人はタニシが大好きで、よく食べていたそうです。ところがこのタニシ、困ったことに煮込み過ぎない方が柔らかく野趣も残る、つまりレアに近いほど美味しいのです。そして淡水貝類は色々な病原菌や寄生虫の中間宿主になっているのです。
この「食いしん坊版ロシアンルーレット」で肝臓ジストマ(寄生虫)に取りつかれた北大路魯山人はこれが死因となってしまいました。タニシは美味しいのですが、良く煮るということで宜しくお願いします。

一方水生植物のなかには薬草として漢方薬の原料になっているものや民間療法で用いられているものも多数あります。本サイトに一覧表と記事を掲載しておりますのでご興味がおありの方はご覧下さい。
水辺の薬草Ver2.0

*北大路魯山人の死病となった肝臓ジストマについては「タニシを中間宿主とするレベルのジストマでは感染しない」という説も有力で、感染経路として川魚の刺身説などもあります。私は病理学者でも医者でもありませんので「よく分かりません」が、古人曰く「君主危うきに近寄らず」ってのもあります。先に書きましたように我が家は立憲君主制、私は君主ですのでレアは止めておきます(汗)・・・ネタですので「そりゃ君子だろ」という突っ込みはご遠慮下さい(^^;

Episode タイのビオトープ事情


2006年の夏にタイに行く機会がありました。プーケット島とバンコクだけでしたが、ホテルや民家の庭、王宮にまで睡蓮鉢が置いてあってそちらばかり印象に残っています(笑)。
タイはもちろんタイ・ニムファに代表されるように睡蓮の本場ですが、植物は他にボタンウキクサやホテイアオイ、沈水植物では意外なことにオオカナダモが多く用いられていました。マレーシアでもオオカナダモを見ましたが、この植物の環境適応の強さは特筆ものです。そしてボウフラよけには当然ながらメダカではなく何とカラフルなグッピーでした!(まぁメダカの仲間ですが)
熱帯水生植物の本場ということで、睡蓮鉢にもクリプトコリネやポリゴヌムがふんだんに用いられているのかと思っていましたがそんなことは無くて、帰化種と睡蓮の組み合わせが多く見られました。帰化の現実的な問題を感じたのはバンコク市内のチャオ・プラヤー(メナム川)に巨大なホテイアオイ(日本とは桁違い)が繁茂し、両岸の観光コースを行き交う観光船の運行に支障が出ていたことです。さすがに作業船が出て除去作業をしていました。

余談ですが(と言うか全編余談ですが)サイアミーズ・フライングフォックスの「サイアム」。行くまではクリークや池が田園を貫き、熱帯魚が群れ成すイメージでしたが・・・まるで渋谷でした(汗)。百聞は一見に如かず。

余談ついでに思い切り脱線します。水草にもエウステラリス・ダッセンってのもあるしね。ナニ?意味不明?まぁそう言わず。
最近は引退後の年金でも十分生活できる物価水準のタイやマレーシアに移住する日本人が多いらしく、出来る事なら私もそうしたいと思いました。もちろんゴリゴリの「自生種」で見た事もないような睡蓮鉢や池を造ります(^^;なにしろナンプラーが大好きな「パッと見国籍不明」な人ですから。
そう言えばバンコクのマクドナルドにナンプラーがありました。マックフライポテトに最適です^^;あと、フィレオフィッシュ大好きな私向きの「ダブルフィレオ」!
タイでもマック(東日本標準和名)ないしマクド(同西日本)は女子高生の溜まり場ですが、日本と違うのは教科書を広げて勉強していること、英語が流暢なことで、私も道を聞きましたが年配のタイ人の方のこれ以上壊れないブロークンに比べて非常に発音が綺麗、外国人に優しい輝く笑顔で内面から美しさが滲み出るような感じの良い子が多かったです。
この辺に銀行ないかな〜?」「あぁ?うぜぇよ親父!まじきもっ」というビジネスマンと奇想天外な化粧の女子高生の心温まる初対面のコミュニケーションは存在せず、「礼節の国」は伊達ではない、と感じました。人間やはり礼節、海外旅行ならタイです。欧米、東アジア、色々行きましたが最高の国です。これだけ誉めたんだからなにか頂戴>タイ観光局の中の人・・・そればっかりや(爆)


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