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Field note of personal impression of wetland plant水 草 四 方 山 話【第二十話】冬を越える草達 |
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| ◇冬越しの形〜ヒシモドキ、冬の機雷◇ |
まずは「ミズカマキリの化石」または「アメンボの呪い」かと思ったヒシモドキ(Trapella sinensis Oliver)の種子です。というよりも種子が中に入っているようなので正確には果実、ですね。この果実を特徴付けているのは4本の角で、本家ヒシ程の剛性はなく、しなやかな弾力性があります。元々水流が強いような場所には自生しないはずですが、湖底の障害物などにひっかかって固着するためのものかも知れませんね。
余談ながら「〜モドキ」は往々にして本家〜(ほにゃらら)よりも蔓延るものですが、本家ヒシは呆れる程の爆発力を持っています。| ◇ミズトラノ「尾」◇ |
これはミズトラノオ(Eusteralis yatabeana (Makino) Murata)の変わり果てた姿ですが何と呼ぶべきか。苗条(シュート)がそのまま残って越冬するような感じで、見たところミズトラノオの越冬手段の主なものになっているようです。| ◇タコノアシより蛸の足的◇ |
タコノアシという湿地植物がありますが、蛸の足という形状ではこちらの方がイメージに近いでしょう。と言うよりもタコそのものか。ガガブタ(Nymphoides indica (Linn.) O. Kuntze)の殖芽です。秋から浮葉の下に形成し、浮葉が枯れても緑色のまま沈水し春に発芽します。| Field note of personal impression of wetland plant |
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